映像BGMの選び方と著作権確認の基本
映像にBGMを付けるとき、著作権の確認を後回しにしてしまうことがあります。完成した映像に音楽を乗せてから「この曲は使えない」とわかると、差し替えの手間が発生します。商用映像でBGMを使う際に確認すべき基本的な点を整理しました。
商用利用と非商用利用の違い
「商用利用」とは、映像を販売する、広告に使う、企業のプロモーションに使うなど、直接・間接的に利益を得る目的で使用することです。YouTubeに個人でアップロードする場合でも、収益化している場合は商用利用に該当することがあります。
フリー音源サイトの多くは、商用利用の条件を利用規約に明記しています。「クレジット表記が必要」「商用利用は有料プランのみ」など、条件はサイトによって異なります。使用前に必ず確認してください。
ライセンス音源を使う場合の注意点
Artlist・Musicbed・Epidemicなどのライセンス音源サービスは、月額または年額のサブスクリプションで商用利用が可能です。ただし、サブスクリプションを解約した後も使用できるか、放送・映画館上映に対応しているかは、サービスによって異なります。
日本の地上波放送や映画館上映を含む案件では、JASRAC管理楽曲の使用許諾が別途必要になる場合があります。放送局や映画館側が包括契約を持っている場合もあるため、事前に確認が必要です。
オリジナル楽曲制作という選択肢
著作権の問題を根本的に避けるには、映像のためにオリジナル楽曲を制作する方法があります。ArtSoundPathでは、映像の尺・用途・雰囲気に合わせた楽曲制作を¥55,000〜で受けています。制作した楽曲の著作権は依頼者に帰属するため、使用範囲の制限がありません。
短い映像(30秒以内)であれば、既存の環境音ライブラリと組み合わせることで、著作権フリーの音響を低コストで構成することも可能です。
BGMの選定は、映像の完成度に直接影響します。著作権の確認と合わせて、音の方向性も早い段階で決めておくと、後の修正が減ります。